同じカテゴリの商品を棚に垂直・縦方向に並べる手法です。視線を縦に動かせば同じカテゴリの商品が、横に動かせば別のカテゴリの商品が見えるため、顧客がどこに何があるかを把握しやすいという利点があります。多くの小売店で採用されている一般的な方法です。
ただし、カテゴリごとに商品をまとめるため、特定の商品を目立たせることには向いていません。特定商品をアピールする場合は、POPを活用するなどの工夫が求められます。
陳列棚の横一列に同じカテゴリの商品を並べる方法です。縦陳列とは異なり、水平・横方向に商品を展開します。同一商品や特定のカテゴリに属する商品を大量に陳列したい場合によく使用されます。多くの商品がまとめて並ぶため、顧客の視線を集めやすいのが特徴です。
そのため、特にアピールしたい特定の商品がある場合に適した陳列方法と言えます。
店舗の通路や広いスペースに、通常の陳列棚とは別にテーブルや台などの什器を設置し、その上に商品を並べる手法です。独立した「島」のように見えることから、このように呼ばれます。この方法は商品が目立ちやすく、顧客の注目を集めるため、売上の向上を期待できます。
一方で、設置する台や商品の形状によっては陳列が難しくなることや、通路が狭くなり顧客の回遊性を妨げてしまう可能性もあるため、導線を考慮した設置が重要です。
エンドとは、陳列棚の両端部分のことを指します。エンド陳列は、この陳列棚の両端のスペースを利用して商品を並べる方法です。エンドはメイン通路に面していることが多く、店舗の入口から見える場所にあることも多いため、顧客の目に留まりやすい場所とされています。注目度が高く、売上にも影響を与えやすいスペースです。
一押し商品やセール品などを配置することで、顧客の関心を引き、来店や購入を促す効果が期待できます。
「投げ込み陳列」とも呼ばれ、かごやワゴンなどの什器に商品を無造作に入れるようにして陳列する手法です。「ジャンブル」は「乱雑な」といった意味を持ちます。特売品などでよく見られる方法で、売り場内で目立ちやすく、お買い得感を演出しやすいのが特徴です。また、商品をきれいに並べる必要がないため、陳列にかかる手間が少ないという利点もあります。
一方で、商品が傷つく可能性や、安価な印象を与えるため、高級品の陳列には向きません。
商品を陳列する際は、まずグルーピングを行うことが基本です。グルーピングとは、同一商品や関連性の高い商品、色が似ている商品など、特定のルールに従って商品をまとめて配置する手法です。売り場にまとまりが生まれ、顧客が商品を探しやすくなります。
グルーピングには、商品を水平方向にまとめる「水平くくり」、縦方向にまとめる「垂直くくり」、縦横両方に展開してブロック状にまとめる「ブロックくくり」などの種類があります。
商品の配置場所も重要です。一般的に、商品は顧客が見やすく手に取りやすい高さである「ゴールデンゾーン」に置くと、売上につながりやすいとされています。この高さは、一般的に床から85cm~150cm程度が目安となります。売上を伸ばしたい商品は、この高さに配置すると効果的です。
また、商品の量によっても印象が変わります。陳列量を少なくして商品間の距離を取ると高級感を、多くまとめるとお得感を演出しやすくなります。
フェイスとは商品のパッケージ正面(顔)のことを指し、このフェイスを通路側に揃えて陳列することをフェイス陳列(フェイシング)と呼びます。パッケージ正面には、商品名や特徴など、企業が伝えたい情報がまとめられていることが一般的です。フェイス陳列を行うことで、顧客は商品情報を認知しやすくなり、商品を手に取りやすくなります。
また、売りたい商品の陳列スペースを増やすことも心がけます。陳列面が増えるほど商品が目に留まりやすくなり、購入率の向上が期待できます。
規模にもよりますが、1,000万~2,000万円(2024年8月時点)(※)の予算がかかることが多いポップアップストア。出店するからにはブランドの認知向上や売上アップなど、目標必達は欠かせません。そのために出店する業界を得意とする運営会社を選ぶことが第一です。こちらでは「食品」「ファッション」「IT」3つの業界において、得意分野が際立つ3社をご紹介します。
※参照元:THE・STANDARD公式HP(https://t-standard.jp/2024/06/15/popupshutten2/)


